八尾市立病院ご案内

乳房X線撮影装置(マンモグラフィ装置)

乳房X線撮影装置(マンモグラフィ装置)

八尾市立病院では、新病院移転に伴い、最新鋭の機能を装備した新型の乳房X線撮影装置を導入しました。
触診では分からない「乳ガン」の早期発見に有効とされており、且つ触診でみつかった乳房のしこりや石灰化が良性か悪性かを診断するのに役立ちます。

乳房は乳腺や脂肪などの組織で構成されているために、一般的なX線装置では透過力が強すぎて適切な情報を得ることが出来ません。
乳房専用X線撮影装置は、透過力の弱いX線のみに特化したものです。
撮影方法は、乳房を挟み込むように圧迫して撮影します。
撮影中、圧迫による痛みはありますが、乳房を薄くすることにより乳房の内部が良く見える写真ができ、且つ被曝線量が低減されます。

乳房専用X線撮影装置(マンモグラフィ装置)

◆ しこりとして感じる前のがん、あるいは従来装置では判別が困難であった微小石灰化や腫瘤に対しても非常に高い撮影能力をもつため、早期発見が可能となります。
◆ 早期発見により、乳房の温存療法など乳房の外観を保つ手術の選択が可能となります。

ステレオバイオプシー装置(マンモトームシステム)

◆発見された病変部に対して乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術(マンモトーム生検)を行い、より確かな診断を可能にします。
一回の穿刺(はりさし)で無理なく組織を採取でき、より確実な診断が可能となります。

★マンモトーム生検

マンモトーム生検は、乳がんの疑いのある微細な病変を低侵襲でありながら確実に診断することを可能にします。吸引機構のついた約4ミリの針を一度挿入し、吸引を行いながら、病変が疑われる組織を切離します。手術生検と同様の高い診断能力を持ちながらも、切開はとても小さいため、縫合が不要で、ほとんどの患者さんは検査後通常の生活に戻ることができ、また傷痕は最小限に抑えられます。

生検結果の80%は良性といわれています。
結果的に良性だったものの胸に大きな傷が残り、つらい思いをした女性も少なくありません。マンモトーム生検は、確実な診断と、安心感・小さい傷痕を両立させました。

なお、八尾市立病院で導入しているマンモトーム装置は、ステレオ・超音波ガイド両用型ですので、超音波で観察可能な病変については、超音波ガイドにて生検することもできます。

※ 生検の実施については、乳腺外科担当医師が責任を持って対応いたします。