八尾市立病院ご案内

ご挨拶

ご挨拶 (八尾市病院事業管理者 福田 一成)

 八尾市病院事業管理者の福田 一成でございます。

 八尾市立病院は昭和25年2月の開院以来、市唯一の公立病院として、また市民のための地域の中核病院として、平成30年6月には自治体立優良病院総務大臣表彰を受けるなど、「市民に愛され、職員が誇りを持てる病院」という目標に向って、病院職員が一体となって、一歩一歩確実に前に進んでいる病院であると自負しております。

 医療機関を取り巻く環境は、超高齢社会の到来を控え、依然として厳しい状況にありますが、着実に「医療の質の向上」に努めつつ、引き続き「経営健全化」の取り組みに邁進するとともに、公立病院としての存在意義の確立に向けた取り組みに全力をあげていきたいと考えております。

 「医療の質の向上」については、特命総長・総長・病院長などとともに、がん診療に加え、救急医療、小児・周産期医療などの政策医療の充実に努めてまいります。また、循環器疾患や糖尿病をはじめとした医療ニーズへの対応、医療の質の向上に向けて高度医療機器などの更新・充実に努めていくとともに、地域医療支援病院として地域完結型の医療をめざし、地域の医療機関などとさらに連携を深めていく必要があると考えております。

 また、本市におきましては、平成30年4月に中核市移行に伴い市保健所が設置されるとともに、健康まちづくり宣言も発せられ、みんなの健康をみんなで守る“健康コミュニティ”を育む取り組みを始めているところです。市立病院としましても、市保健所との連携をより一層強化し、「臨床の現場」という立場から、市民の健康な生活を支える一翼をしっかり担ってまいりたいと考えております。

 さらに、平成16年5月の新病院の開院とともに、日本初となる運営型のPFI事業を開始して15年が経過し、平成31年度より第2期目のPFI事業がスタートしました。これまでと同様に病院運営に民間のノウハウを活用しつつ、公民協働を機能的に実践しながら、病院に勤務するすべての職員が一体となって経営健全化の取り組みを進めることで、引き続き市民の命と健康を守り、良質で安全な医療を提供してまいる所存ですので、今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

平成31年4月
八尾市病院事業管理者 福田 一成

 

ご挨拶 (八尾市立病院 特命総長 佐々木 洋)


平成31年3月に、病院長定年後4年間勤めさせていただいた総長職を辞し、この4月より新設された特命総長を拝命致しました。

 これまで、総長として、より広い視野に立ち、大所高所から市立病院の医療全般を舵取りし、地域医療に貢献することを心がけてきました。その間、地域包括ケアシステムや地域医療構想、新公立病院改革プランの中での公立病院の立ち位置の確立や、がん診療連携拠点病院として中河内地域でのがん連携ネットワーク作りなどを、積極的に推進してきました。さらに、昨年7月より大阪府病院協会会長職を拝命し、大阪府医療審議会委員など、八尾市や中河内医療圏のみならず、大阪府全体の医療に関する諸問題を議論し、それに対する施策の決定や承認を行う立場になっています。

 今回の特命総長職は、特命院長のような臨床の一分野に特化した職ではなく、総長よりもさらに広い視野をもって、病院の内外での活動を通じて、八尾市立病院の医療を牽引すると共に、より広範囲な医療圏全体の医療のレベルアップを図る推進役としての機能を果たすことを期待されていると考えています。実際、自病院のみならず、医療圏全体の底上げは、公立病院に課された使命の一つであり、特命総長として、その任務を遂行すべく全力を尽くす所存です。

 公立病院改革プランに基づいて進めてきた経営合理化は、7年連続黒字化により一定の成果を上げることができました。さらに公立病院として要求されている地域医療構想に沿った機能として、施設機能、診療体制の充実を図って、がんなど高度で専門的な診療を推進する一方、救急、小児、周産期医療など、地域に密着した医療も積極的に遂行してきました。がんを中心とする高度医療と地域密着医療は当院の診療の両輪であり、現状に満足することなく、今後も進めていかなければならないと思っています。

 最後に、本来の外科医として、長年研鑽を積んできた肝胆膵手術や、外来、特に少しでも困っておられる患者さんの一助になればと始めた「肝臓がんよろず専門外来」や「セカンドオピニオン」なども、従来以上に力を入れて、一人でも多くの患者さんの健康を守りたいと考えています。

平成31年4月
八尾市立病院 特命総長 佐々木 洋

 

ご挨拶 (八尾市立病院 総長 星田 四朗)


 平成31年4月に八尾市立病院の診療体制が新しくなり、このたび総長を拝命しました。超高齢社会の我が国は、医療への社会的ニーズが目まぐるしく変化しています。

 市立病院に求められる役割を実現していくため、病院長に在職中は職員に対し3本の矢「急性期病院機能の充実」「地域医療支援病院としての活動の継続」「地域がん診療連携拠点病院としての活動の定着化」を “市立病院チーム”一丸となり推進していくというメッセージを発し、これらの実現に奔走しました。

 結果としては、病院の救急搬送患者数も増加の一途を示し、入院患者数も年々増加し、黒字経営を7年以上にわたって継続することができました。

 「高度で良質な医療の提供」「地域に密着した医療の推進」「品格ある病院運営の実践」といった病院の基本理念の実現のためには、「3本の矢」を束ねる組織力が必要です。病院では医師・看護師の人数と同数の技師・事務職などの多職種の方が働いています。個々の力は微力でも総合的にめざす方向を一致させチーム医療をより推進することで病院運営を発展させることができます。平成30年4月に八尾市は中核市となり、保健所も八尾市の管轄に入ったことより、市立病院としては保健所と歩調を合わせて市民の健康を包括的にサポートしていきたいと思います。

 当院の病院運営は他の公立病院と違って平成16年度より公民協働(Public-Private-Partnership, PPP)を基盤とするPFI(Private Finance Initiative)方式を全国に先駆けて行っています。民間のノウハウを公立病院の運営に反映させ、公と民の長所を生かす取り組みです。平成30年度には当初予定された15年間の第一期が終わりました。5月から元号が令和に変わるとともに医療環境の変化に合わせた第二期の15年間が始まります。

 病院の基本である医療安全を柱に、地域医療構想を踏まえて地域における医療ニーズを的確にとらえ、皆さんにより愛される病院をめざすにはどうしたらよいのかを絶えず考え実行に移していきます。広報誌・市立病院公開講座などを通じてより多くの情報発信に努め、病院職員一同団結して市民が誇れる病院をめざしてまいりますので、これからもご期待ください。

平成31年4月
八尾市立病院 総長 星田 四朗

 

ご挨拶 (八尾市立病院 病院長 田村 茂行)


 この度、平成31年4月1日付けで星田前病院長の後を受けて八尾市立病院の病院長に就任いたしました。

 当院は 急性期病院として地域の皆様に、安全で最新の医療の提供をめざして、スタッフの充実、施設機能や診療体制の充実を図ってまいりました。
 平成24年11月に「地域医療支援病院」、平成27年4月には国指定の「地域がん診療連携拠点病院」に指定されるなど、その活動も徐々に評価されつつあります。

 今後、さらに多様化する地域の医療ニーズに対応し、地域の皆様に最良の医療が届けられるように、病院職員が一丸となり努力してまいりたいと思います。

 さて、当院が特に取り組むべき重点項目として、次の3点を掲げました。
  1) がん医療のさらなる充実
  2) 救急医療、小児・周産期医療などの政策医療の継続
  3) QOL(生活の質)の維持・向上をめざす医療の充実

 一つ目のがん医療は、「手術」、「放射線治療」、「化学療法」をがんの種類や進行度によって適切に選択する必要があります。当院では、積極的な腹腔鏡手術の実施や、最新の放射線装置や外来化学療法室などを整備し、患者さんに効果的で、しかも優しい治療の実践をめざしています。また、安心して治療が受けられるように、がん相談や就労支援そして緩和ケアなどにも注力しております。
 二つ目の救急医療、小児・周産期医療は、新公立病院改革ガイドラインにも取り上げられている、公立病院に求められている役割の一つであり、市民の健康を守るためには不可欠な使命と考えています。
 三つ目のQOLの維持・向上をめざす医療は、今後の医療では重要な課題です。現在、平均寿命と健康寿命には10歳くらいの差があることから、心機能や運動機能・内分泌機能などを維持し、健康寿命を延ばす必要があります。そのためにも疾病の予防とともに適切な医療でQOLを維持していただきたいと考えています。

 今後も地域の医療機関・診療所との連携により「地域の皆様に高度で質の高い医療を提供し、皆様に信頼される病院」をめざして職員一同で取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

平成31年4月
八尾市立病院 病院長 田村 茂行