八尾市立病院ご案内

ご挨拶

ご挨拶 (八尾市病院事業管理者 植田武彦)

平成25年4月1日付で八尾市病院事業管理者を拝命いたしました植田武彦でございます。
     
八尾市立病院は昭和25年2月に市立八尾市民病院として誕生し、平成16年5月には日本初となる運営型病院PFIを取り入れながら新病院の開院を果たし、そして平成24年度には地域医療支援病院の承認を受けるなど、先人達が長きにわたって積み上げてきた伝統に安住することなく、常に病院長を中心に新しいことにチャレンジを続ける「成長する公立病院」であると感じております。

私もこのたび病院事業管理者という病院運営の責任者として、八尾市立病院の一員に加わることになり、責任の重さを痛感するとともに、その任をしっかり果たすべく、決意を新たにしております。

さて、市立病院の状況でございますが、公立病院を取り巻く環境は依然と厳しい中、着実に医療の質を高めつつ、健全経営の道を歩んでいるところであります。

八尾市立病院は「二兎追うものは一兎も得ず」という消極姿勢でなく、「二兎追わずして一兎すら得ることができない」という強い姿勢で臨んでおります。「二兎」とは、「医療の質の向上」と「健全経営」のことですが、「医療の質の向上」にも二兎があり、「がん診療」と「市民の病院としての地域医療」がそれにあたります。

さらに、「地域医療」については、住民ニーズが高い「救急」と「周産期医療」という二兎があり、公立病院としての使命を果たすため、貪欲に取り組みを進めています。
この間の病院職員の取り組みに敬意を表するとともに、私の使命は、引き続きこの歩みを前へ前へと進めることにあると考えております。

そのためにも、八尾市立病院経営計画(平成24年2月策定)をしっかりと実行していく必要があると考えており、病院長のお力を借りながら、PFI事業に携わる職員を含めた病院に勤務するすべての職員一丸となって取り組みを進め、地域医療の中核として、八尾市民の命と健康を守り、良質で安全な医療を提供してまりたいと考えておりますので、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

平成25年4月1日
八尾市病院事業管理者 植田 武彦

 

ご挨拶 (八尾市立病院 総長 佐々木 洋)

平成27年3月に、定年により6年間務めさせていただいた病院長職を辞し、4月より、新しい制度のもとで総長職を拝命致しました。

公立病院改革プランに基づいて進めてきた経営合理化も、4年連続黒字化により、一定の成果を上げることができ、黒字体質への脱皮を果たせたかな?と思っています。
また、がん、救急、小児、周産期医療を診療の柱とし、高度で専門的な診療が行えるように、施設機能、診療体制の充実を図ってきました。同時に、医療圏全体のレベルアップの推進役としての機能を果たすことを心がけ、地域密着型医療を遂行してきましたが、その結果として、平成24年11月に地域医療支援病院の承認を受けることができました。さらに平成27年4月には、多くの、高いハードル(指定要件)をクリアし、晴れて国指定のがん診療連携拠点病院の承認を受けることができました。

このことは、当院が、がん診療の拠点病院として、高度ながん診療の技術と設備と体制を備えた中核施設であると認められたものです。今後も、現状に満足することなく、八尾市のみならず、近隣の都市からも、当院を頼って来ていただけるように、さらに高度ながん診療をめざして、手術、化学療法、放射線治療など癌診療のレベルアップをはかるべく、努力を重ねたいと考えています。

また、計画しておりました、施設拡充工事も完成にこぎつけることができました。病院敷地内の北西部に、5階建ての新館(北館)を建設し、保育所や大会議室、災害時のための備蓄倉庫、等を現建物内から移設し、そのあとに、通院治療センター(外来化学療法室)の移設拡充(9床→16床)や、新しく患者ケアサポートセンターを設置しました。血管造影室や放射線治療室も最新、最高の機器を導入するための大規模なリニューアル工事も予定(平成27年度中に完成予定)しており、停滞することなく進化し続けていきたいと考えています。

総長職の役割として、より広い視野に立って、大所高所から、市立病院の医療全般を舵取りし、その活動範囲をより広げて地域医療に貢献することが求められると考えています。実際、公立病院を取り巻く環境の変化は著しく、地域包括ケアシステムや地域医療構想(ビジョン)の中での公立病院の立ち位置や、あらたな病床機能報告制度や公立病院改革プランに基づく公立病院改革、がん診療連携拠点病院(国指定)としての中河内地域でのがん連携ネットワーク作りと果たすべき役割、などなど、目の前に多くの難題が山積みしております。

これらの諸問題を、病院をあげて一つ一つ解決していきたいと考えています。こういった問題の解決は、病院内の活動だけでは十分には果たせず、大阪府病院協会や大阪府公立病院協議会、全国自治体病院協議会、大阪府や八尾市医師会、等での院外での活動におきましても、今まで同様に心血を注ぎ、八尾市さらには中河内医療圏でのさらなる活性化に尽くしたいと考えています。

さらに、本来の外科医として、長年研鑽を積んできた肝胆膵手術や、外来、特に少しでも困っておられる患者さんの一助になればと始めた「肝癌よろず専門外来」や「セカンドオピニオン」なども、従来以上に力を入れて、一人でも多くの患者さんの健康を守りたいと考えています。

平成27年4月1日
八尾市立病院 総長 佐々木 洋

 

ご挨拶 (八尾市立病院 病院長 星田 四朗)

平成27年4月に八尾市立病院の診療・看護の体制が新しくなり、このたび病院長を拝命しました。現在の我が国は世界にも類を見ない超高齢社会に突入し、医療への社会的ニーズが変化しています。その状況を見極め、市立病院に求められる役割を実現していくため、就任にあたり病院職員に対し「3本の矢を“市立病院チーム”一丸となり推進していく」というメッセージを発しました。

1本目の矢は「急性期病院機能の充実」です。国が進める地域包括ケアシステムの中で、当院が果たすべき役割として、高度で良質な医療を提供できる急性期病院機能を充実させることが重要と考えています。その実現のために医療提供体制の整備等を推進してまいります。

2本目の矢は「地域医療支援病院としての活動の継続」です。平成24年11月に地域医療支援病院の指定を受け、地域の医療機関の先生方との連携を深めております。今後更なる取り組みとして、がん相談支援センターや緩和ケアセンターをはじめとする相談・患者サポート機能と情報提供機能、二次救急部門の充実等が必要になると考えています。

3本目の矢は「地域がん診療連携拠点病院としての活動の定着化」です。平成27年4月に府指定の拠点病院から国指定の連携拠点病院となりましたが、実績や機能についての要件のハードルが高く、活動の定着化には病院の総合力が問われます。佐々木総長の支援の下、がん診療連携拠点にふさわしい病院づくりを進めていきます。

当院では平成27年4月から病院の「基本理念」「基本方針」を新しくし、「患者の権利章典」を見直しました。「高度で良質な医療の提供」「地域に密着した医療の推進」「品格ある病院運営の実践」といった病院の基本理念の実現のためには、3本の矢を束ねる組織力が必要です。従来から進めてきたチーム医療を発展させ、病院全体が「市立病院チーム」という1つのチームとして一丸となり突き進めるような取り組みが必須と考えています。

今年度は病院内の機能拡充工事も終え、皆さんにとってさらに魅力ある病院を築くことができると信じており、広報誌等を通じてより多くの情報発信に努めていきます。医療安全の継続と医療ニーズの絶え間ない変化に適切に対応し、医療職員一同団結して市民が誇れる病院をめざしてまいりますので、これからもご期待ください。

平成27年4月1日
八尾市立病院 病院長 星田 四朗