八尾市立病院

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病院のご案内

ご挨拶・ご紹介

ご挨拶(八尾市病院事業管理者 植野 茂明)

 八尾市病院事業管理者の植野茂明です。

 八尾市立病院は、昭和25年2月の開院以来、地域の中核病院として、「地域医療支援病院」「地域がん診療連携拠点病院」「地域周産期母子医療センター」等の病院機能を有し、その役割を果たしながら、市民に信頼され、職員としても誇りを持てる病院をめざし、病院スタッフが一丸となって取り組んでおります。

 令和2年1月にわが国で最初の感染者が確認された新型コロナウイルス感染症に対しては、感染患者の入院受入、検査体制の充実、ワクチンの集団接種などに最優先で取り組み、公立病院としての役割を果たすとともに、通常診療にも力を注いでまいりました。新型コロナウイルス感染症の位置付けが令和5年5月8日に新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)から5類感染症になり、通常診療に一層の力を入れながら、病院運営に取り組んでおります。

 しかしながら、コロナ禍の影響もあり、病院運営は大変厳しい中ではありますが、公立病院としての役割を果たす取り組みとして、救急医療、小児・周産期医療、災害医療等の政策医療の充実に努めるとともに、医療の質の向上として、手術支援ロボット等の医療機器の整備や施設設備の更新等による医療機能の充実に努めております。

 また、健全経営につきましては、新たに策定いたしました八尾市立病院第5期経営計画(令和6年度~令和8年度)を着実に推進するとともに、八尾市立病院の特徴であるPFI事業による公民協働を進めながら、安定経営で重視すべき資金を一定確保し、経営の健全化を図りたいと考えております。

 これからも市民の皆様の生命と健康を守るために、良質で安全な医療を安定して提供できるよう病院スタッフが一丸となって取り組んでまいりますので、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

令和6年4月
八尾市病院事業管理者 植野 茂明

ご紹介

八尾市立病院 特命総長 佐々木 洋

八尾市立病院 特命総長
佐々木 洋

ご挨拶(八尾市立病院 総長 田村 茂行)

 2023年4月より総長を拝命しました。3年以上にわたる新型コロナウイルス感染症に対する対応で一般診療は影響を受け、感染拡大の状況下では入院や診療・検査の制限や面会制限などを実施せざるを得ない状況がつづき、市民の皆様には、ご不便、ご迷惑をおかけしました。新型コロナウイルス感染症では、これまで8つの波を経験してきましたが、職員全員で対応し何とか乗り越えてきました。また市民の皆様にはご理解ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

 そんなコロナ禍ではありましたが、ポストコロナの時期にこれまで以上に地域の急性期病院として役割を果たせるように、院内設備の整備にも取り組んできました。これまで手術室の増室と手術支援ロボットの導入、そして内視鏡室の整備や高度治療室(HCU)の開設(8床)など、次世代に向けた準備も完了しました。

 八尾市立病院では急性期医療・地域医療支援・がん診療を3本の柱として医療提供体制の整備を行ってきておりますが、今後も新しい設備を活用して、市民の皆様に高度で良質な医療の提供ができるように職員一同努めてまいりたいと思っております。

 今後とも皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

令和5年4月
八尾市立病院 総長 田村 茂行

ご挨拶(八尾市立病院 病院長 藤田 淳也)

 このたび、令和6年4月1日付けで病院長を拝命いたしました藤田淳也でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 私はこれまで消化器外科医として大阪府下の数々のがん拠点病院で第一線のがん診療に携わった後、令和3年5月に当院に赴任いたしました。当時は新型コロナウイルス感染症第4波の真っただ中で、ICUはコロナの挿管患者さんで占められ、消化器外科病棟はコロナ病棟に置き換わるという厳しい状況でした。その後3年を経てコロナ禍はようやく収束を迎え、当院も診療体制を以前の姿に戻すことができました。

 この間、病棟の閉鎖や救急の制限などで市民のみなさま並びに地域の医療機関の皆様方には多大なご不便とご迷惑をおかけしましたことに改めてお詫びを申し上げます。しかしその間も当院は、HCUの新設、内視鏡センターの拡充、地域医療連携センターやがん診療支援室・患者相談窓口などの診療支援部門の増改築、MRI機器の更新といった病院設備の整備に加え、手術支援ロボットの導入による新規治療の取り組みなど着実に進めて参りました。

 コロナが明けた今、あらためて当院が市民のみなさまから求められるミッション(使命)は、1.高度で良質な医療の提供、2.地域に密着した医療の推進、3.公立病院として求められる政策医療と考えています。これには地域がん診療連携拠点病院として求められるがん医療、地域周産期母子医療センターとして求められる高度周産期医療、さらに救急医療および災害医療が含まれます。今後私たちは全力でこの使命を果たすよう努めてまいります。

 また、新型コロナウイルス感染症を契機に、また急速に進行しつつある高齢化・少子化に伴い、病院をとりまく社会環境ならびに医療需要は大きく変化しています。これらの情勢を見据え、市民の皆様や地域の医療機関の方々のニーズに的確にお応えすることも現在当院に求められている重要な課題と考えています。

 一方、本年度は医師の働き方改革の本格稼働元年となります。職員の勤務環境を改善しつつもこれまで同様の診療機能を維持せねばならないという難しい舵取りを迫られています。

 様々な面で大きな転機となる時ですが、職員一丸となって当院の理念であります高度で良質な医療、地域に密着した医療、公立病院として品格ある病院経営が実践できるよう努めてまいります。
今後ともこれまでと変わらぬご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6年4月
八尾市立病院 病院長 藤田 淳也