八尾市立病院

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小児科

よくあるお問い合わせ

1.アレルギー外来に関するご質問

Q1 食物経口負荷試験の日帰り入院のスケジュールを教えてください。
A1 朝9時に入院していただき、原因となる食品を摂食していただいた後、昼過ぎまで病室で経過を観察します。アレルギー症状が出ないようでしたら、午後2時頃には退院となります。
Q2 血液検査でアレルギー反応が出ているので食事制限をするように指導を受けています。いつになったら食べられるようになるのでしょうか?
A2 1歳までは消化吸収機能が未熟ですので食事制限が必要なことが多いですが、1歳を過ぎれば、血液検査でアレルギー反応が出ている食品でも食べられる可能性は十分にあります。 また、一旦食べられることが分かり、その食品を食べ続けることで徐々に食べる量を増やしていくことも可能です。
Q3 食物経口負荷試験は怖くないのですか?
A3 ご家庭や外来での負荷試験と違い、入院管理のもとで行ないますので、たとえアレルギー症状が出たとしても迅速かつ適切に対処することが可能です。負荷試験は一定のリスクのある検査ですが、食べられる食品と食べられない食品をきちんと分別することは子供たちにとって大変重要なことだと考えています。
Q4 食物経口負荷試験で使用する食品は病院で用意してもらえるのですか?
A4 原則としてご自宅でご用意していただきます。食品の種類や内容によってはご相談させていただきます。
Q5 子供のアトピーがひどくて悩んでいます。ステロイドの塗り薬は副作用が怖いと聞きましたが、大丈夫でしょうか?
A5 ステロイド外用薬は、間違った減量方法ではリバウンドが生じますが、適切な治療を行えば非常に効果のある薬剤です。逆に、アトピー性皮膚炎の治療が不十分であれば、食物アレルギーや気管支喘息が悪化する可能性がありますので、早期の治療介入が重要です。
Q6 塗り薬の塗り方をきちんと教えてもらったことがありません。ステロイドは怖いですし、薄く塗った方がいいのでしょうか?
A6 ステロイド外用薬は薄く塗っても効果が不十分なことが多く、適切な量を使用する必要があります。アレルギー外来では実際に診察室でお子さんに外用薬を塗りながら、わかりやすく説明を行っています。外用薬による治療がうまくいくと、つらいかゆみから解放され、お肌が見違えるようにきれいになることもしばしば経験されます。
Q7 先日、子供が喘息性気管支炎で入院しました。将来、小児喘息になってしまうのでしょうか?
A7 小児の喘息性気管支炎の多くはウイルス感染が関連していることが多く、喘息性気管支炎と診断されたお子さんすべてが小児喘息になる訳ではありません。喘息発症の要因としては、お子さんのアトピー素因やご両親のアレルギー体質の有無などが関連していると言われています。

2.神経外来に関するご質問

Q1 先日、初めて熱性けいれんを起こしました。病院でちゃんと検査を受けた方がいいのでしょうか?
A1 熱性けいれんは乳幼児の3〜10%にみられますが、ほとんどの場合5〜6歳以上になると起こさなくなります。したがって、単純型の熱性けいれん(けいれんが左右対称性で数分以内に治まり、後遺症を残さない)の場合には、必ずしも詳しい検査は必要ありません。ただし、典型的でない場合(年齢が6か月未満、けいれんの持続時間が長い、意識障害が遷延するなど)には、脳波や頭部MRIなどの詳しい検査が必要になります。
Q2 熱性けいれんの予防としてけいれん止めの坐薬を処方されました。使い方について教えてください。
A2 通常、熱性けいれんの予防にはジアゼパムという抗けいれん薬の坐薬を使用します。けいれんの多くは発熱初期に起こりますので、37.5℃以上の発熱に気付いたときにまず1回目を入れて下さい。発熱が持続していれば8時間以上あけて2回目の坐薬を入れて下さい。
Q3 最近、熱がないのにけいれんを起こしました。大きい病院に行くように言われましたが、病院ではどんな検査をするのですか?
A3 お子さんの場合、無熱性のけいれん発作を起こす原因として最も多いのは「てんかん」です。診断には脳波や頭部MRI検査などを行います。一方、てんかん以外の原因としては、不整脈、心因性発作、低血糖や電解質異常などの可能性も考えられますので、必要に応じて心電図検査や血液検査なども行います。
Q4 乳児健診で発達が遅れていると言われ、とても心配です。経過を見ましょうと言われましたが、すぐに病院に行った方がいいのでしょうか?
A4 乳幼児の発育や発達は個人差が大きく、少し遅れているように見えても経過をみると正常に発育発達していく場合も少なくありません。経過をみていく中で詳しい検査や訓練などが必要と判断された場合には、適切な時期に病院や療育機関へ紹介していただけるのではないかと思います。

3.内分泌外来に関するご質問

Q1 子どもの背が低くて悩んでいます。一度専門外来を受診したいのですが、何か持っていくものはありますか?
A1 母子手帳や成長の記録など、これまでの発育過程がわかるものを持参してください。
Q2 両親とも背が低いので子供も遺伝と思ってあきらめています。このような体質でもホルモン治療は可能でしょうか?
A2 家族性低身長と言って、小柄な方が多いご家系ではお子さんも体質的に低身長となることがあります。ただし、その中には成長ホルモンの分泌が不十分なお子さんもおられますので、ホルモン検査で成長ホルモンの分泌不全が証明されれば、成長ホルモンによる治療が可能です。
Q3 お腹の中にいるときから小柄で、生まれてからも小さいままです。ホルモン治療が可能ですか?
A3 在胎週数(出生時の妊娠週数)に比較して低身長・低体重で生まれたお子さんは医学的にSGAと呼ばれます。このうち多くのお子さんは2〜3歳頃までに成長が追いつきますが、追いつかないお子さんはSGA性低身長症と呼ばれ、成長ホルモンによる治療が適応となる場合があります。
Q4 現在、小学校高学年の子どもです。そのうち大きくなると思って様子をみてきましたが、クラスで一番低いままです。ホルモン治療はいつ頃から始めるのがいいですか?
A4 一般に成長ホルモンによる治療効果は、二次性徴が完了し、骨の成長が止まる17~18歳頃までと言われています。そのため、成長ホルモンの分泌が悪いお子さんでは本格的に二次性徴が発来するまでの間に成長ホルモン治療でしっかり身長を伸ばしておくことが大事と言われています。
Q5 成長ホルモンの検査は入院が必要と聞きましたが、何日くらい入院するのですか?
A5 検査前日の午後に入院していただき、翌朝から成長ホルモン分泌刺激試験を開始します。1日1種類の検査を行い、2種類で2泊3日、3種類で3泊4日、4種類で4泊5日となります。当院では3〜4種類の検査で入院されるお子さんが多いです。
Q6 幼稚園の女の子ですが、最近、胸がふくらんできました。少し早いような気がしますが、ホルモンの病気でしょうか?
A6 一般的な年齢よりも早く乳房が腫大するお子さんは生理的な変化であることも多いのですが、急速に身長が伸びたり、陰毛の発育や月経発来などがあれば思春期早発症の可能性があります。
Q7 中学3年生の女の子ですが、まだ生理が来ません。すぐにホルモン検査が必要でしょうか?
A7 月経はまだでも最近数年以内に他の思春期徴候(乳房発育や陰毛の発育)がみられている場合は体質的に思春期が遅れていることが多いと思われます。ただし、こういった思春期の徴候が全くみられない場合は一度ホルモン検査を受けられることをお勧めします。

4.膠原病・免疫外来に関するご質問

Q1 子どもが保育所に行き始めた頃からよく熱を出すようになりました。子どもの免疫に問題があるのでしょうか?
A1 集団生活を始めた時期は新たにウイルスや細菌に遭遇する機会が多く、発熱を繰り返すケースはしばしば見受けられます。咳嗽や鼻汁などの明らかな感冒症状を伴う発熱で、1回1回の発熱がしっかりと軽快する場合は問題ないと思われます。
Q2 子どもが数か月前から度々関節を痛がります。成長痛でしょうか?
A2 成長痛は夜間に下肢の痛みを訴えることが多く、症状は一時的で次第に痛みを訴えなくなります。それに対し、小児のリウマチでは関節の痛み(特に起床時)が持続し、関節が明らかに腫れて熱を持つようになります。
Q3 子どもが数か月前から急に赤ら顔になりました。心配ないでしょうか?
A3 頬の赤みが鼻の部位と連続していませんか?寒い場所に移動した際に手の色が白くなって元に戻らないことはありませんか?霜やけが非常につらいということはありませんか?関節痛はありませんか?もし、このような症状を伴う場合は膠原病の疑いがありますので、病院での診察や検査が必要になります。

5.腎臓外来に関するご質問

Q1 学校の尿検査で血尿や蛋白尿が出ていると言われました。精密検査をするように言われましたが、病院ではどのような検査をするのですか?
A1 血液検査や尿検査、腹部超音波検査などを行います。症状の経過や検査結果によっては腎生検という腎臓の組織検査を行うことがあります。
Q2 子どもが腎炎で病院に通院しています。主治医の先生は腎生検の話をされましたが、怖い検査なのでしょうか?
A2 生検は麻酔をかけた上で腎臓に針を刺して腎臓の組織の一部を採取して検査する方法です。これによって診断が確定したり、予後の判定や治療方法が決定されるなどお子さんにとって重要な情報が得られる検査です。一方、腎臓は血流の多い臓器で、検査の際に出血する危険性もありますので、検査の有用性とリスクを十分に判断したうえで受けていただく必要があります(当院では連携施設に依頼して行なっています)。
Q3 子どもが腎盂腎炎を起こしたときに膀胱尿管逆流の疑いがあると言われました。もう少し詳しく教えてください。
A3 腎盂腎炎を起こしたお子さんの30-40%程度が膀胱尿管逆流症を合併すると言われています。これらのお子さんでは水腎症を起こしたり、腎盂腎炎を繰り返す可能性があります。そのため、腹部超音波検査や排尿時膀胱造影検査が必要になることがあります。

6.夜尿症(おねしょ)外来に関するご質問

Q1 どれくらいの人が夜尿症で悩んでいるのでしょうか?
A1 夜尿症は小学校入学前の5~6歳で約20%、小学校低学年では10%程度、10歳を超えても5%前後にみられます。これらのデータからすると小学校高学年でも1クラスに1人程度はいることになり、とくに稀なことではありません。
Q2 夜尿症は治療するべきですか?
A2 夜尿は成長とともに自然治癒する傾向がありますので、焦らず見守ることも大切です。しかし、夜尿症のお子さんは自分への評価が低くなる傾向があり、いじめにつながるケースもあります。お子さんやご家族が積極的な対応を望まれるのであれば、一度専門外来を受診されることをお勧めします。
Q3 どのような治療を行うのですか?また、その効果はどれくらいあるのでしょうか?
A3 夜尿症の治療の基本は生活習慣の改善です。具体的には、夕方以降の水分摂取を制限すること、就寝前の排尿を徹底すること、塩分の取り過ぎを控えること、排便習慣の改善などが挙げられます。これら生活習慣の改善ができればおよそ30%のお子さんで夜尿が消失します。しかし、生活習慣の改善を3〜6か月間取り組んでも効果のない場合は、尿量を減らすお薬(抗利尿ホルモン剤)の内服や夜尿アラーム療法を行います。これらを1年間継続するとおよそ80%のお子さんで夜尿が消失します。
Q4 もうすぐ宿泊行事があるのですが、何か対策はありますか?
A4 まずは生活習慣の改善に取り組むことが大切ですが、宿泊行事まであまり時間がない場合は、薬物療法も選択肢の一つです。夜尿症外来では日程を考慮しながら安心して参加していただけるように最善の方法を考えていきます。

7.乳児血管腫外来に関する質問

Q1 乳児血管腫の治療として、レーザー治療と内服治療とどちらかが良いのでしょうか?
A1 どちらの治療も効果はあります。内服治療は、最初の1週間の入院が必要ですが、以降は自宅で継続することが可能です。レーザー治療を希望される場合には当院では実施できませんので、実施施設に御紹介いたします。
Q2 乳児血管腫に対する内服治療は、どの程度効果がありますか?
A2 24週間の治療を終了した時点で60%の方が明らかな効果があったと報告されています。副作用として、頻度は少ないものの低血糖や血圧が低下することがありますので、1週間程度の入院していただき開始しています。
Q3 乳児血管腫に対する治療は実施すべきなのでしょうか?
A3 全員に実施する必要はありません。明らかに小さくなっている場合、外観からは気にならない場所にある場合には、内服剤の効果と副作用を十分に検討し、効果が上回ると判断された場合には、開始することを検討します。

8.循環器外来に関するご質問

Q1 4か月健診で心臓に雑音が聞こえると言われました。見た目は元気なのですが、大丈夫でしょうか?
A1 一般的にはチアノーゼや呼吸障害(多呼吸や陥没呼吸など)がなく、体重増加が良好であればすぐに手術が必要な先天性心疾患の可能性は低いと考えます。しかし、まれに総肺静脈還流異常など早急に手術が必要な心疾患の可能性もあります。一度専門機関で心臓超音波検査を受けることをお勧めします。
Q2 学校検診で不整脈があると言われ、病院で検査するようように言われました。どんな検査をするのですか?
A2 不整脈の種類によりますが、心室性期外収縮や心房性期外収縮の場合、単発であればほとんどの場合問題はなく経過観察となりますが、頻度が多い場合、連発する場合などは、運動負荷試験や24時間ホルター検査で不整脈の頻度をみることがあります。また基礎に心疾患がないか、心臓超音波検査で精査します。