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治療

膀胱癌 早期癌に対しては経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)、再発進行性の膀胱癌に対しては、根治が可能と考えた場合は基本的に膀胱全摘術を行います。膀胱全摘術は尿路変向が必要であり、泌尿器科手術でも侵襲度の高い手術になりますが、より低侵襲な腹腔鏡手術を導入しています。
膀胱上皮内癌治療および癌再発症例に対してはBCG膀胱内注入療法を行い、遠隔転移症例に対しては、従来の抗がん剤治療に加え、免疫チェックポイント阻害薬の使用を積極的に行っております。
前立腺癌 根治可能な早期前立腺癌に対しては、Da Vinci Xを用いたロボット支援手術、放射線治療のみならず無治療経過観察を含めた種々の治療オプションを提示し、その中から最適と考えられる治療を選択しています。
手術療法は基本的にロボット支援下で行います。この手術のメリットは腹腔鏡による低侵襲手術に加え、術者がロボットアームの鉗子を操作することで正確かつ緻密な操作が可能です。
放射線治療は平成28年3月から新リニアックが稼働し、強度変調放射線治療(IMRT)が可能となったため、当院放射線治療科と協力し、治療を行っております。
転移性前立腺癌や術後再発症例に対しては男性ホルモンを抑制するホルモン療法を開始し、従来のホルモン療法が効かなくなった(去勢抵抗性前立腺癌)場合は新規ホルモン剤や抗がん剤、分子標的薬を組み合わせた集学的治療を行っております。
腎癌 手術治療として主に腹腔鏡手術を行っています。サイズの小さな腫瘍に関しては、腹腔鏡下腎部分切除も積極的に行っています。サイズが大きく、周囲との癒着が懸念されるような症例に対しては、用手補助下での腹腔鏡手術を取り入れ、低侵襲な手術を行っています。
転移症例に関しては、診療ガイドラインに準じて分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬およびその併用療法を積極的に行っています。
尿路結石 自然排石しない尿路結石に関しては、内視鏡治療を積極的に行っています。
腎尿管結石に対しては軟性尿管鏡とレーザー(ホルミウムレーザー)を組み合わせた経尿道的結石砕石術(f-TUL)を、サイズの大きい腎結石に関しては、細径腎盂鏡による経皮的腎結石破砕術(PNL)とTULを組み合わせて手術を行っています。
その他 前立腺肥大症に対しては経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を行っています。末期腎不全に関しては、内シャント造設および透析導入を行っています。腹圧性尿失禁に対しては骨盤底筋体操や薬物療法が無効な患者さんに対しては短期入院が可能な尿失禁手術(TVT手術)を行っています。
また、薬物療法が無効な過活動膀胱に対するボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法、間質性膀胱炎に対して水圧拡張術を行っています。