八尾市立病院

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診療科紹介

呼吸器外科

スタッフ

補職名等 医師名 専門分野 学会認定など
特命院長 兒玉 憲 呼吸器外科

(肺がん、縦隔腫瘍等の外科治療)

・日本外科学会 専門医・指導医
・日本胸部外科学会 指導医
・日本呼吸器外科学会 専門医・指導医
・日本がん治療認定医機構 暫定教育医
・外国人医師 修練指導医
呼吸器外科部長 桃實 徹 外科
呼吸器外科
・日本外科学会 専門医
・呼吸器外科専門医合同委員会
呼吸器外科専門医
呼吸器外科副医長 竹原 洋士

 

週間予定表

担当: 兒玉、桃實、竹原

午前 外来 竹原 手術 (手術) 外来 児玉
外来 桃實
(手術)
午後 手術 気管支鏡検査 外来 兒玉
外来 桃實
カンファレンス

緊急初診や紹介受診に関しては、曜日を問わず可能な限り対応しています。

治療への取り組み

悪性腫瘍(肺がん、転移性肺がん、悪性胸膜中皮腫、胸腺がん、胸壁肉腫など)
がんや肉腫の治療は進歩しています。手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤)、分子標的薬、免疫療法を組み合わせ、個々の患者さんに最適な治療法を行います。また、がんが転移していて手術ができない患者さんでも、薬物治療で縮小効果が得られた場合、残存するがんを手術で取り除き、薬剤耐性遺伝子などを調べ、有効な薬剤を選別します。その結果、肺がん手術症例の5年生存率は70%を超えています。75歳以上の後期高齢者手術症例の5年生存率も良好です。
しかし、肺がんは転移しやすく、30%の患者さんはどんなに治療してもがんで亡くなられます。だから禁煙や早期発見が大事で、禁煙外来にも取り組んでいます。また、治療困難な進行がんに対しては緩和ケアによる患者さんの生活の質の保持に努め、かかり付けの先生との連携を重視しながら治療に取り組んでいます。

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肺がん手術症例

肺がん手術症例

手術症例数年次推移

手術症例数年次推移

良性疾患 (気胸、膿胸、肺膿瘍、良性肺・縦隔腫瘍、胸部外傷・血胸など)

当科で取り扱う疾患の約半数は良性疾患です。気胸は若年者と高齢者の両方にピークがあります。20歳以下の若年者気胸にはできるだけCT撮影を控え、放射線の被ばくを抑えるようにしています。女性特有の右気胸、すなわち月経随伴性気胸に対しては、婦人科と協力して、手術治療あるいはホルモン療法を行います。