診療科・部門ご案内

中央手術部

はじめに

中央手術部は、共用施設として各診療科の多様な要求に応え、手術担当医に最高の技能を発揮していただくため、基本的手術機器や設備などを完璧に整備し、麻酔科医や手術室専属の熟練度の高い看護師らにより運営している部門です。

また、手術室では、 患者さんは麻酔により意識がなく、家族は原則として手術室には入れないことから、医療を受ける側からの危機の訴えが得られない特殊な状況下にありますので、リスクマネージメントへの取り組みを特に重視しています。

 

特徴

中央手術室

新病院の中央手術室は3階にあります。
7室の手術室が、清潔ホールを取り囲むように配置され、気圧勾配により汚染空気が逆流せず、1階の中央材料室で準備された既滅菌物は専用エレベーターにて清潔ホールに運ばれるなど、人・物の動線が清・汚交錯することのないよう設計されています。

1室はバイオクリーンルームで、クラス100の清潔度を保ち、人工関節手術などを行います。
また、1階救急部門と手術室のある3階とは専用エレベーターにて直結されています。

さらに悪性腫瘍手術時に必須である病理部門との連絡、標本受け渡しは手術室廊下に設けられたパスボックスを通じて迅速に行われ、術中診断、手術方針決定に役立てています。

隣接して集中治療室(ICU)も配置され、術後の重症患者にも対応できるようになっています。

 

スタッフ

中央手術室

手術室スタッフはH26年4月1日現在、上水流中央手術部部長、神田看護師長以下看護師23名(内 正職21名)です。

また、小多田麻酔科部長以下10名の常勤麻酔科医師が局所麻酔手術以外の全ての麻酔を担当 しています。

さらに、各部門と連携し手術を安全で円滑に行うことができるように手術室運営委員会にて問題点の検討を行っています。

 

看護部のご紹介

中央手術室は手術する部屋が7室(1室は外来手術専用です)あります。
手術件数は、新八尾市立病院になってから増加しており、年間4,000件以上の手術に対応しています。
スタッフ一同、毎日、明るく元気に頑張って働いています。

私達手術室の看護師は、全身麻酔で手術を受けられる患者さま(手術当日入院される患者さまは除く)に、少しでも手術に対する不安を減らしていただこうと思い、手術前に患者さまを訪問しています。

患者さまが不安に思っておられることや疑問点・要望などをお伺いし、できる限りの援助をさせていただいています。

手術後も全身麻酔で手術を受けられた患者さまの様子を伺いに、お部屋を訪問させていただいています。

手術室での看護が十分にできていたかお聞きし、次に活かすためです。

看護研究にも励み、研究・工夫した内容が企業で製品化されるなど成果をあげています。

患者さまが安心して、少しでも安楽に手術が受けられるよう、患者さまに満足していただけるように手術室スタッフ一同、努めています。

 

スケジュール

手術スケジュールは、電子カルテシステムを通じて各科より提出され、看護師長が最終調整を行います。
手術室は、8時45分〜17時までの勤務となっていますが、延長手術や緊急手術に対応できるように時間差勤務体制をとっています。

 

患者訪問

手術室看護師は、手術が安全で安楽に遂行できるように、また、 患者さんの不安の緩和、プライバシーの保護、医師には聞きにくいことに対応するなど手術室看護師としての役割を果たすことができるように、手術前・後患者訪問も取り入れています。

 

手術の動向

手術の動向としては、近年内視鏡を用いた手術が増加しており、胆石症、気胸手術はもとより大腸手術、泌尿器科手術、婦人科手術、整形外科手術なども積極的に鏡視下で行われます。
このため、手術室の1室を鏡視下手術専用室とし、鏡視下手術システムを4台備えるなど充分な対応をしています。
また、乳癌手術においても術後の愁訴の原因となるリンパ節の郭清を極力縮小する方策してのセンチネルリンパ節生検が多くの 患者さんに行われています。

»厚生労働省より掲示が義務付けられている手術の実施件数